眼科原医院 福井県福井市にある眼科原医院は、日帰り白内障手術・緑内障・糖尿病網膜症診療に対応しております
眼科原医院
福井県福井市大手2-6-6 TEL0776-27-5654
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目の病気と治療

当院では、ドライアイや花粉症、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性症、眼瞼下垂、さかまつげなどの治療も行っています。

緑内障
緑内障とは
眼圧の上昇や、視神経の血行障害などが原因となって視野が狭くなってくる病気です。ある調査では40歳以上の約30人に1人が緑内障という恐ろしい結果もあります。早期発見こそが最も重要です。
◯ 検査方法
眼圧検査・眼底検査・視野検査・眼底三次元画像解析検査などを行い、総合的に診断・治療します。眼圧を下げることにより病気の進行を遅らせたり止めることが可能です。


◯ 治療方法
基本的に「薬物療法」が中心ですが、病気の進行が抑えられない場合、「レーザー治療」「手術療法」などが必要となることもあります。詳しくは担当医師にご相談ください。
糖尿病網膜症
糖尿病網膜症とは
糖尿病によって網膜が障害される病気です。
血糖値の高い状態が長く続くと、網膜の細い血管が損傷を受け変形したりつまったりします。自覚症状がなく進行し、放置していると視力が低下して失明するおそれもあります。

検査方法
糖尿病の眼の合併症は、網膜など主に眼の奥(眼底)に現れるので詳細な眼底検査が必要です。
治療方法
最も基本的な治療は血糖コントロールですが、網膜症が悪化した場合、進行の予防のために「レーザー治療」「手術療法」を行います。詳しくは担当医師にご相談ください。
加齢黄斑変性症
加齢黄斑変性症とは
加齢にともない、網膜の中心にある黄斑部に異常がみられる疾患です。黄斑には視力を司る重要な細胞が集中しており、見ているものの形、大きさ、色、奥行きなどを識別する器官です。萎縮型と滲出型の2タイプがあり、進行のスピードが違います。初期には障子の桟など縦横の格子のゆがみで気づくことがあります。
検査方法
視力検査、眼底検査などを行い、必要があれば蛍光眼底造影検査や眼底三次元画像解析検査を行います。
治療方法
以前はレーザー治療や光線力学療法といった治療法が中心でしたが、最近では特殊なお薬を眼球に注射する「抗VEGF療法」が主流です。
ドライアイ
ドライアイとは
涙の量や性質が低下することで、角膜や結膜の環境が悪くなる状態のことをいいます。名称から目が乾く病気をイメージしがちですが、涙は出ているものの蒸発が早く、目にとどまらないなどもドライアイの症状です。

◯ 検査方法
細隙灯顕微鏡検査を行い、乾燥によるキズが角膜にあるかを調べます。次に涙の膜が安定している時間(BUT検査)や、涙の分泌量を調べます。当院では涙の膜の安定時間を光学的に測定する装置(TSAS検査)を備えています。
治療方法
涙の重要成分であるムチンの分泌を促しながら、水分を補充する点眼薬による治療が基本となります。さらに重症の場合は、涙の出口に小さな栓(プラグ)を挿入して涙の流出を防ぎます。
花粉症
花粉症とは
目は直接空気に触れているため、空気中を飛散する花粉と触れやすくなります。また涙には花粉のタンパク質を溶かす性質があり、かゆみや目がゴロゴロする異物感などのアレルギー反応を引き起こす原因となっています。
検査方法
問診を行った後、細隙灯顕微鏡検査で結膜の充血、上まぶたの細かいブツブツ、目やにの性状などを観察します。アレルギー反応を起こす物質を特定するには血液検査が必要となります。
予防方法
花粉症対策をしてある眼鏡やゴーグルをかけ、結膜に花粉が触れるのを防ぐことが有効です。外から戻った際は衣類についた花粉をしっかり払うことを習慣にしましょう。
治療方法
「坑アレルギー薬」が入った点眼薬を処方します。できれば花粉が飛散し始める1〜2週間前から投与を開始する季節前投与を行うと、症状を軽減することができます。
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは
加齢やコンタクトレンズの長期使用などが原因で、まぶたが上がりにくい(目が十分に開きにくい)状態になります。視野が狭くなることで眼精疲労を招き、肩こりや頭痛を誘発することもあります。
診察方法
視界が狭い、まぶたが重い、額にシワがある、アゴを持ち上げるクセがあるなど、眼瞼下垂の特徴がないか診断します。
治療方法
瞳孔がほとんど隠れてしまい、見え方に支障が出るような重症者には手術を行います。
さかまつげ
さかまつげとは
さかまつげとは、まつげの生え方が悪かったりあるいはまぶたそのものが倒れ込み、生えているまつげが黒目(角膜)に触る状態で、コロツキの原因となります。
一重瞼(ひとえまぶた)に起こりやすく、加齢によっても頻度が増加します。
診察方法
目をこする、まばたきが多い、涙目、目やに、充血、ゴロゴロ感などの自覚症状と、診断によって確認します。
治療方法
程度の軽いものは定期的にさかまつげを抜きますが、重症者では手術の適応になります。まぶたに糸を通してまつげを外側にむける方法や、まぶたの一部を切除して縫い縮める方法があります。